環軸関節亜脱臼

Atlas Orthogonal
環軸関節亜脱臼を解決する希少な第一頚椎（アトラス）へのアプローチ

脊髄が通る頭蓋骨の開口部と、第一頚椎（アトラス）、第二頚椎（アキシス）に存在する孔の位置関係は、水平・垂直方向のバランスが適切に保たれ、正常な可動域が確保されていることが重要です。
ところが、まれにこれら三つの骨が正しく並んでおらず、異常な関節の状態を引き起こすことで、強い痛みや神経の圧迫といった症状が現れることがあります。
このような状態は「環軸関節亜脱臼」あるいは「環軸椎回旋位固定」として知られています。
特に多く見られるのは、第一頚椎（アトラス）と第二頚椎（アキシス）が互いに反対方向に回転し、位置がずれるケースです。
ただし、実際には、頭蓋骨と第一頚椎（アトラス）との間に生じた不自然なズレが体全体のバランスを保つために、第二頚椎（アキシス）を逆方向に引き寄せるという連鎖反応によって、この回旋が起こるというメカニズムが背景にあります。
これはあまり一般には知られていない、非常に重要な事実です。

当院ではこの点に着目し、第一頚椎（アトラス）に対して専門的な手法を用いた施術を提供しています。
このアプローチは、生体力学の理論に基づいた先進的かつ希少な技術であり、従来の方法では効果が出にくい環軸関節の問題を抱える患者様から高い信頼と評価を得ています。