動悸・息切れは自律神経失調症のサイン?基礎知識と改善方法を解説
こんにちは。瀬賀カイロプラクティックセンター院長の瀬賀一です。
今回は動悸・息切れと自律神経失調症の基礎知識、改善方法、第一頚椎(アトラス)との関係性についてお話します。
動悸や息切れは、循環器・呼吸器の働きが低下した時に起こる症状です。
循環器と呼吸器の指令中枢は延髄(脳幹)にあり、自律神経中枢とも呼ばれています。
つまり、自律神経失調症になると自律神経の命令中枢である脳幹の働きが機能低下し、他にも過呼吸・胃腸障害・冷や汗・手の震え・予期不安・疲労感・不眠など日常生活に多大な損失を与えてしまいます。
このように、自律神経失調症は単なるメンタル的なストレスによるものでなく人体の解剖学的要素が大きく関わっているのです。
延髄(脳幹)に直接関節する第一頚椎(アトラス)は自律神経失調症と密接に関わり、自律神経失調症の改善に大きな希望を与えているのです。
動悸・息切れの基礎知識
呼吸中枢は脳幹の橋から延髄(脳幹)にかけての部分にあり、呼気と吸気を調整し呼吸リズムを形成しています。
また、心臓や血管の中枢も延髄(脳幹)にあります。
なので、特定な病理が存在しなくても脳幹の働きが阻害された場合、動悸や息切れといった症状が現われるのです。
自律神経とは
自律神経は無意識で人体の呼吸・消化・排泄・体温調節・発汗などの生命維持を行い、人体を健康に保つ為に存在する重要なシステムです。交感神経と副交感神経のバランスが崩れると、生命の基本的活動が不調になり生活を困難なものにしてしまいます。
自律神経の機能が低下すると、予期不安・動悸・過呼吸・冷や汗・手の震え・疲労感・胃腸障害・意欲減退・集中力の欠如・不眠など、日常生活に多大な損失を与えてしまいます。
自律神経とストレス
心理的ストレスを受けると交感神経が優位になります。
不安や緊張、恐怖などの感情は大脳辺縁系で生れ、その信号が自律神経中枢である視床下部(脳幹)に伝わり交感神経を刺激し優位にします。
ですから、心理的ストレスを感じると動悸がしたり手に汗をかいたり青ざめたりするのはこの為です。
しかし、心理的ストレスからの自律神経の乱れは一時的なもので一過性で長期に及ぶことはありません。
もし、動悸や息切れといった自律神経失調症が長く続き恒常的な場合は心理的ストレス以外に解決の道を求めなければならないのです。
動悸・息切れと第一頚椎(アトラス)の関係性
第一頚椎(アトラス)は延髄(脳幹)に直接関節する椎骨です。
第一頚椎(アトラス)が配列を崩すことで関節する延髄(脳幹)に影響を及ぼす場合があります。
脳の組織は髄膜により保護されていますが、第一頚椎(アトラス)の椎骨変異は蓋膜を動かし髄膜に連動し影響を与え延髄(脳幹)に影響を及ぼす場合があります。
ですから、動悸・息切れが一過性でなく恒常的に続く場合は第一頚椎(アトラス)の椎骨変異を疑うべきで、第一頚椎(アトラス)の椎体操作を行うことで延髄(脳幹)への解剖学的干渉を取り除き自律神経のメカニズムを取り戻させることが重要となります。
ただし、第一頚椎(アトラス)の椎体操作は安全である必要があり、熟練した技術者によるのもでなければならず注意が必要です。
自律神経失調症のその他の症状
動悸・息切れは自律神経失調症によるもので、その他にも様々な症状と合併している場合があります。
予期不安・喉の詰まり・動悸・息切れ・過呼吸・冷や汗・多汗・手の震え・疲労感・胃腸障害・意欲減退・集中力の欠如・不眠など数え切れません。
自律神経は人体が健康な生活を営む上で重大な役割を果たしますが、自律神経失調症になると日常の生活を困難にし心身共に生活のデメリットとなっているのです。
第一頚椎(アトラス)の調整が慢性した動悸・息切れを解決
このように、自律神経失調症は私たちの日常生活に重大な悪影響を及ぼします。
動悸・息切れが一時的なものでなく恒常的に続くようでしたら第一頚椎(アトラス)の調整をお勧めします。
第一頚椎(アトラス)の椎体操作は安全でなければならず、多くの臨床で培われた知識と技術力が必要となります。
全国からご来院頂きありがとうございます。
期待を裏切らない技術力をもって誠実な施術にあたらせて頂きます。
当院は、第一頚椎(アトラス)を30年以上扱う専門家が調整にあたります。
多くの臨床と知識に裏打ちされた信頼できる技術力で自律神経失調症による動悸・息切れを解決し予防します。
東京銀座の頚椎・首専門の整体院「瀬賀カイロプラクティックセンター」 (https://orthogonal.jp)
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